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資格剥奪について調べてみた。 
月曜の記事、今改めて見返すと、かなり感情的ですね。
勢いで書き殴ったからな・・・ちょっと反省。
今は少し気持ちも落ち着いて、色々調べたので、気持ちの整理も兼ねて書いてみます。
ニュース記事では、「プルシェンコがISU(国際スケート連盟)に許可なくアイスショーに出演した為、競技参加資格を剥奪した」とだけ書いてありましたが、詳しい経緯はこんな感じです。

・ジェーニャサイドはちゃんと事前にアイスショーの申請を済ませており、許可も下りていた。

・世界選手権の直前、練習中に怪我。ドクターストップで二週間は安静が必要と判断された。

・怪我で四回転を飛べない為、世界選手権出場欠場を発表。ただしショーでは負荷の掛かる四回転を飛ばなくても差し支えない為、3/31から行われる自身のショー出演はこの時点で明言。

・3/19、世界選手権出場を欠場。

・3/22、規定された時間内に関係する報告書をISUに提出。

・3/23、これに対しISUは「怪我で辞退するのにショーに出演するのは疑問」と怪我の状況について調査が必要であるとし、再度診断書の提出を要請。
さらにロシア連盟に対して「プルシェンコがいかなるフィギュアスケートに関する活動に参加することも認めるわけにはいかない」とコメント。

・3/26ロシア連盟はFGUによる怪我の状況の報告に基づき、「3/18から3/25にかけて、膝が腫れるなどの状況があり、試合に出られる状態ではない」と説明。診断書を再度提出。

・3/28、ISUは依然としてロシア連盟に対しジェーニャの参加禁止をするよう求めており、23日の通知の内容を堅持し、ショーの参加許可取り消しを決定した。また、この状況下において、もしロシア連盟がプルシェンコに許可をした場合、ISU関連規定によりジェーニャとロシア連盟に制裁を加えると述べた。

・3/29(ショーの2日前)、ロシア連盟はISUの慣例検査報告を受け、再度ジェーニャの状況について試合に参加できる状況ではないことを説明したが、ISUはロシア連盟に新しい検査報告が出されるまでプルシェンコにフィギュアスケートに関連する活動に参加させないよう求めた。

・3/30(ショーの前日)、ISUからの警告がロシアスケート連盟を通じて、本人に連絡が届く。
知らせを受けてジェーニャはISUの会長に電話をし、禁令を解くよう希望を伝えた。しかしISU会長はこれは自分の意見ではなく、ISUが医者のアドバイスによって決定したものだと述べた。彼はまた、もしジェーニャが次のオリンピックに参加したければショーに参加してはならない、と述べた。

・3/31、結局ショーは開催された。
かなり前から既にチケットは完売、なおかつ本人主催のショーだったため中止、出演キャンセルは難しかった。この時本人はもう処分を覚悟していたものと思われる。

・4/1、ISUはロシア連盟にジェーニャに今後のショーについて許可したかどうか説明を求めた。

・4/23、ISUはジェーニャにこれらのことについての説明を求めた。

・その後もジェーニャは今後について関係者に相談はしていた。
しかし、丁度ロシアスケート連盟の会長選挙を控えており、ジェーニャが対応を相談していた次期会長候補だった人物が選挙の直前に立候補を取り下げ、他の人物が会長に就任。会長選挙直後、ジェーニャは地元のインタビューで「おそらく自分の資格は取り上げられてしまうでしょう」と語る。
※この辺の話は露スケ連内の勢力争いや、プルが大統領に資金不正流用疑惑を直訴した事にも絡むと思われるのですが、真相は明らかにされていないのと、かなり長くなるので省略します。

・そしてジェーニャの言葉通り、6/23、ISUはロシアスケート連盟に制裁の通知、すなわち「資格剥奪」を発表。

・ジェーニャ、7/25-27アイスショーの為来日。自身の資格剥奪については触れず、オリンピックへの想いを語る。

・6/26、資格剥奪のニュースが取り上げられる。

以上、おおまかな流れをざっと書いてみましたが・・・
全然簡潔にまとめられていなくてすいません。長いよ!

今回の件で、ジェーニャ側に非があるとすれば、
警告を無視した形でショーに出演した事だけなのですが、
それでも何度も診断書を送って説明してるのに、前日に「ショーに参加したら資格剥奪」と言われて、簡単に本人だけの都合で出演キャンセルできる状況にないのですよね。

何しろ本人主催、しかも数カ国回るツアー。キャンセルしたときの違約金や観客の不満、それに伴う不利益などを考えると、本人的には資格剥奪された方がなんぼかマシだったのかもしれません。
(もともと来シーズンは国際大会に出ないと言っていましたし、故障の休養&トレーニング、競技シーズン時の活動費を稼ぐ予定でした)

私個人の感想としては、「理不尽な処置」の一言に尽きます。まるっきり無視した訳じゃなく、何度もやりとりが合った末の仕打ちとは思えません。
ロシアのスポーツ弁護士協会もそう思っているそうで、「ぜひ提訴するべきだ」と声を挙げています。
北米メディアも「ソチへの夢絶たれた」なんて腹の立つ見出しを付けながらも、「裁判になればプルシェンコが勝つだろう」との見方をしています。

しかしながら、ジェーニャ陣営は提訴しない方向でいくようです。
これは、今争って勝ったとしても、その事でISUと関係がより悪化し、今後の競技活動の妨げになることを懸念しているのかもしれません。
外野としてはすっきりしませんが、本人達がよく考えた上でそう決めたなら、周囲がとやかく言うことではないと、(無理矢理)納得しています。

ただ、ここで気になるのは、剥奪期間です。未だにどれくらいの期間になるか、ちゃんとした発表がない事です。
「期間は無期限」、ようするに向こうのさじ加減ひとつで、短くも長くも出来ます。
まあ、同じようにISUの許可無くショーに出演したランピエール選手の剥奪期間は2年でした。
なので少なくとも2年以上は長引かないと思いたいのですが、今回の経緯を見ると、どうにも一抹の不安がぬぐえません。最悪ソチ五輪まで伸ばすこともISUとしては可能なのですから。

ロシア連盟は「秋には回復することを願う」とコメント、ミーシンコーチも同様のコメントを残しているので、ロシア連盟としては秋を目処に考えているようですね。ロシア関係がみんな「秋には」と言っているので、なにか見えないところで交渉が進んでいるのか、はたまた単に楽天的なのか(笑)

ジェーニャ本人は今回全ての取材を拒否していますが、奥さんのコメントでは、一連の騒動で、心労でぐったり(うんざり?)しているそうで・・・ちょっと心配です。
彼は今月10日に新潟で行われるアイスショーの出演を予定していて、その後も東京、名古屋のショーに参加します。名古屋では真央ちゃんと共演もあるぜ★
日本で少しでも気晴らしが出来たら良いなあ。

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